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2011年3月9日水曜日

日本人的錯誤翻訳(気になる日本人の訳した中国語)

気になる日本人の訳した中国語

最近、台湾映画「飲食男女」(恋人たちの食卓)
を見る機会ができました。
日本語字幕のところ、ちょっと興味があって
覗いて見たら、なんか気になって
仕方ありません。
最初のところ、ファーストフードで
バイトしている3女と女同僚の会話をしているところ、
後ろからマネージャーさんに「快点児」(急げ、早くしろ)
と急かされたシーン。
この「快点児」の訳語の字幕は「私語禁止」と書かれている。
まあ、日本人の真面目な勤務態度からすれば、
確かに「私語禁止」になるのだが、妙に映画本来の意味を
歪曲された気がしますね。
労働する場所でも、食事の時間でも、欧米や台湾は日本と
違う気がします。
別に話してはいけないような厳しい環境ではないようです。
実際知りませんが、映画ではよくアメリカ人が音楽聴きながら
仕事しているシーンも多々あります。
結局、文化を考えて日本人に合わせた意訳なのか、
どっちにしても可笑しいです。
また、後半の部分。
学校のカラオケ室で体育の先生が
「剛来不久,都不熟」(転任してきたばかりで
まだなれていません)と謙遜に言ったところ、
字幕は「まだ新米です」
新人教師としてとらえるのか?日本の中途採用や
転任の場合、「新米」と解釈されるかしら。
もっと極端な例もあります。訳しにくい箇所もあれば
ずるいやり方で、そこを飛ばしていく。。。
いろんな字幕を見てきたが、
やはり、原文分からないと、誤解しやすい気がしますね。

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